活動報告

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週休2日工事増加へ/水戸市が本組合など建設4団体の要望に回答

 水戸市建設業協同組合など市内の建設関係4団体は11月8日、水戸市に提出していた要望事項に対する説明会を同組合事務所で開催しました。要望事項のうち水戸市では、週休2日制工事の発注の今後の方針や工程に関して、対象工事の半数以上をモデル工事による発注を目指すなど発注件数を増やしていくと回答しました。
 要望を提出したのは、水戸市建設業協同組合(根本勝義理事長)、水戸市管工事業協同組合(石田賢司理事長)、水戸市造園建設業協同組合(時沢義明理事長)、水戸市電設協会(入江元会長)。
 根本理事長は「組合および他3団体と連携し、より一層の意思疎通を図り、地元建設業の地位向上と発展を目指していきたい」とあいさつ。
 水戸市契約検査課の鈴木和男課長は「働き方改革に適応するため、週休2日制の工事発注を実施するなど、今後とも皆さまと共に建設業の課題解決に向けて努めていく」と意気込みを述べました。
 要望に対する回答としては、週休2日制工事の発注に関して、完全週休2日制モデル工事実施要領の対象工事のうち半数以上をモデル工事による発注を目指すなど、これまでより発注件数を増やすと説明。
 工事関係提出書類簡素化要領【試行】については、さらなる簡素化を図るため、ルールが徹底されていない工事書類や項目を解説した土木工事書類標準化ガイドを10月に策定。今後も関係法令の改正や仕様書の改訂等に伴い簡素化要領【試行】の見直しを行い、ホームページに掲載していきます。
 建築工事の付帯設備工事の分離発注に関して、契約日の違いにより工期にずれが生じてしまうので調整してほしいとの要望には、工程に支障が出ないよう契約日のずれを小さくしているが、低入調査や議会議決などで契約時期がずれることがあると理解を求めました。
 植栽工事の分離発注に関して、施工区分と責任が明確となる植栽基盤(土壌)からの分離発注をとの要望には、工事規模や工事特性等を考慮しながら植栽基盤からの分離発注に努めると応じました。

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説明会の様子