水戸市建設業協同組合(秋山進理事長)は10月23日、第三最終処分場埋立施設建設工事(水戸市下入野町)の現場見学会を開催しました。
見学先は、水戸市発注の「水戸市一般廃棄物第三最終処分場埋立施設建設工事」。施工は熊谷・常総・藤和・雲井・ユタカ特定JVが担当しています。
冒頭のあいさつで秋山理事長は「近年、ごみ問題は地球規模で深刻化している。水戸市では、この場所に新たな施設を建設しており、市のごみ処理能力の向上に建設業が貢献していることに誇りを持っていきたい。きょうの見学会を糧として、技術力のレベルアップを図ってほしい」と呼び掛けました。
続いて現場代理人を務める土居陽介作業所長((株)熊谷組)が工事内容や施工状況について説明。参加者は作業のようすを見学し、工事に対する理解を深めました。
現在建設中の同施設は、被覆型(屋根付き)で、新清掃工場から発生する飛灰処理物および不燃破砕残渣が埋立対象です。埋立物にスプリンクラーで散水し、浸出水を近接の浸出水処理施設で処理して再び施設内に散水する循環型システムを採用しています。