水戸市建設業協同組合では、茨城県建設業協会水戸支部と共に優良現場研修会を16日に、水戸市が発注した東町運動公園体育館建設工事現場(水戸市緑町2丁目)で実施しました。参加した技術者など56人は大規模建築現場の施工状況を見学し、理解を深めました。
現場の施工者は清水・岡部・東洋JV。
研修会では、現場の担当者から工事内容のポイントを説明を受けました。その後、メインアリーナやフェンシング場、更衣室などの現場を見学。施工上の工夫や特徴などの説明を受け、質疑応答を行いました。
東町運動公園体育館建設工事は、地下1階地上3階、RC造(体育館屋根はS造、張弦梁)で、建築面積1万1146・73㎡、延床面積1万6803・73㎡。
施設はメインアリーナ、サブアリーナ、ボクシング・レスリング・フェンシング場、多目的室、テニスコートなど。座席数はメインアリーナが固定2382席と可動1548席、サブアリーナが固定192席。2018年12月の完成へ外構工事などが進んでいます。
参加者は「さまざまな施工上の工夫があり、万全な安全対策に取り組んでいることが分かりました。貴重な経験でした」などと話していました。