活動報告

技術研修会/若手技術者が市と共に上部工桁架設現場で研修

 水戸市建設業協同組合次世代会(横田修一部長)は水戸市と協力し、建設現場の技術研修会を都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(松が丘工区)の橋梁上部工工事(松が丘1丁目、東赤塚)の現場で5月9日に行いました。参加した約50人の若手技術者は、PCT桁(プレテンション方式)の架設状況などを視察し、質疑応答を行うなど技術の習得に努めました。
 水戸市が発注した同工事の施工は豊島・常磐JV。
 研修では現場の責任者から工事概要やプレストレスト(PC)などの説明を受けた後、現場を視察。現場ではプレテンションT桁の架設が行われており、360t吊オールテレーンクレーンによる架設、3tレバーブロック設置などによる転倒防止対策など施工上の注意点、工夫していることなどの説明を聞きながら施工状況を研修しました。
 研修に参加した技術者は「市内では最近あまり見ることができない上部工の現場であり、大変に参考になった」と話していました。
 工事内容はCo橋上部架設工事(L24・5m、W23・8m)および橋梁上部工事(PC単純プレテンションT桁橋)。プレテンション桁製作・架設N22本、ゴム支承N44個、高欄L65m、橋面工一式、仮設工一式。工期は2018年9月28日までの325日間。
 同組合では次世代会を中心に市と協力し、若手技術者を対象とした現場研修を重ねており、今後も続けていきます。

主桁の架設状況を視察した