8月27日、水戸市への提出書類に関する説明会を開催しました。水戸市契約検査課および土木部、建設部の担当者を招き、参加した約70人が土木・建築工事に係る書類の項目を確認するとともに、記載方法や内容について理解を深めました。
あいさつで根本理事長は「本説明会を通じて、受発注者間の相互理解が深まるとともに、各社の今後の取り組みに役立ててほしい」と期待しました。
水戸市の丹治雅人契約検査課長は「市では、受注者の負担軽減として、工事関係書類の簡素化・標準化への取り組みを進めている。書類の作成や提出時のルールなどにご理解いただきたい」と呼びかけました。
説明会では、土木・建築工事における関係書類提出一覧表をもとに、▽契約関係▽施工体制▽品質関係▽出来形管理▽施工管理▽安全管理▽その他-の7項目について、提出書類を確認しました。さらに、市がまとめた「土木工事書類標準化ガイド」に沿って、情報共有システム(ASP)の活用やコリンズの登録、臨場確認など、事例ごとに説明が行われました。
その後は、市における受発注者間の情報共有システム「現場クラウドOne」(㈱現場サポート)の活用について、基本操作や運用手順などを解説。遠隔臨場機能やモバイル環境での活用なども紹介されました。
説明会後、参加者は積極的に質疑を行い、理解をより確かなものにしました。
説明会の様子