10月11日（火）、建設技術研修センター3F大ホールで開催しました。約１００人の参加者は、優良工事や地域貢献活動、安全標語の各表彰、講話などを通じて安全への意識を高め、決意を新たに労働災害の撲滅に取り組むことを誓いました。

　開会にあたり、大会会長を務める秋山理事長は「安全大会を通して、各事業所において一人ひとりが安全管理、労働活動の総点検を行ってほしい。安全と衛生は、建設現場に従事する私たちの責務である。絶対に事故を起こさないという心構えを持ち、自主的・積極的な安全施工を積み上げ、ゼロ災害としてまいりたい」とあいさつ。

　災防委員会事業報告に続き、安全標語表彰、地域貢献活動表彰、優良工事表彰が行われました。

　受賞者を代表し、㈱関根工務店の樫村太氏は「現場に携わるものとして、労働安全の重要性を肝に銘じ、安全作業に取り組む。これからも高い品質の建物を構築できるよう努力していく所存」と謝辞を献じました。

　来賓あいさつでは、高橋靖水戸市長が「業界が健全に成長することが、行政の発展にもつながる。安全大会を通して、皆さまには安心・安全に業務に携わっていただけるよう学んでいただければ」と期待。

　水戸労働基準監督署の吉川雅夫署長は管内の事故発生状況を説明しながら「死亡事故のような重篤な災害が増加しており、懸念されるところ」と危機感を表明しました。

　講話では、㈱建設経営サービスの松井博孝氏が「小さくても利益の出せる建設企業を目指そう」と題し講演。業界環境の変化や適正規模の見極めなどについて説明しました。

　株木建設㈱の園部修司氏が音頭を取り、参加者全員で安全宣言を唱和し、労働災害の撲滅に取り組むことを誓いました。

　受賞者は下記のとおりです（敬称略）。