2015年度（平成27年度）安全大会を10月19日、水戸市の県建設技術研修センター大ホールで開催しました。約１００人の参加者は、優良工事や地域貢献活動、安全標語の各表彰、講話などを通じて安全への意識を高め、決意を新たに労働災害の撲滅に取り組むことを誓いました。
　開会にあたり、大会会長を務める秋山理事長は「安全大会を通して、各事業所、各現場において、忙しくなる年末に向けてもう一度、安全管理の総点検を行って欲しい。そして、働いている方が絶対に事故を起こさないという安全意識の高揚と安全活動の着実な実践をお願いしたい」とあいさつ。
　災防委員会事業報告に続き、安全標語表彰、地域貢献活動表彰、優良工事表彰が行われました。受賞者を代表し、㈱豊島工務店の後藤直樹氏が「労働安全の重要性を肝に銘じ、現場で働く人が一致団結し、安全作業に取り組んでいく」と謝辞を献じました。
　来賓として出席した水戸市の高橋靖市長は「これからも安全衛生活動のトップリーダーとして、ご協力をお願いしたい。事故、けがの無いよう作業を進めて欲しい」とあいさつしました。水戸労働基準監督署の吉川雅夫署長は管内の事故発生状況を説明しながら「死亡災害の増加が気がかり」と危機感を表しました。
　講話では、米田雅子氏が「建設業の力を活かした地方創生」をテーマに講演。インフラの町医者を目指し地域建設業の３つの役割、異種の道ネットワークなどを紹介。
　その後、㈱秋山工務店の秋山布人氏が音頭を取り、参加者全員で安全宣言を唱和し、労働災害の撲滅に取り組むことを誓いました。
　受賞者は下記のとおりです（敬称略）。