活動報告

水戸市建設業協同組合研修会

 水戸市建設業協同組合(下田徳行理事長)は11月19日、技術研修会を組合事務所で開催しました。参加した組合員80人は、施工管理や品質管理、社会貢献活動などについて水戸市の担当者から説明を受け、技術力の向上を期しました。
 開会前に下田理事長は、研修会の意義を強調し「組合員の皆さんの技術力を高めることが大事なことですので、しっかりと説明を聞いていただきたい」と研修会の充実に期待。
 講師の水戸市工事検査課の綿引信明課長は、日ごろの施工や災害時の緊急対応などに感謝を述べるとともに「われわれ発注者側もしっかりとした設計に基づいて発注をしてまいりたい。皆さまも適正な契約履行をお願いしたい」と望みました。
 研修会は、事前に組合が提出した疑問点や要望に基づき市が回答する形で進めましたた。
 現場条件が設計条件と異なる場合の迅速な対応という要望について市では、条件変更等通知書が提出されてから14日以内に請負者に通知することになっており、監督員が提出する際に日付の記入を徹底することが素早い対応につながると回答。ワンデーレスポンスについては、国や県などの動向を見極めながら試行導入を検討するとしました。
 写真管理については、国土交通省や県土木部の建設工事必携やマニュアルなどに準じており、契約図書に基づく適正な品質の確保を求めました。
 現場に着工前の支障物件の移設撤去については、調査は発注者が行って設計に反映させることを徹底するように周知していくと回答。施工者でも地下埋設物の調査の必要がある場合には監督員と十分に協議してほしいと望みました。
 そのほか、ことし4月に改定した工事成績評定の内容、さらに検査の項目などは市ホームページに掲載しているので確認を求めました。

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